kazz の数学旅行記

数学の話題を中心に, 日々の知的活動の旅路を紹介します.

2022-11-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の時点での勉強の進捗状況 2022/11/27

今日の時点では [ブルバキ積分] vol.4, p.18, 系まで. この系の証明の推論には自明でないところがあるので, こちらの補足ノートにまとめました. [岩波 位相幾何学 I] 今日から復習開始です. 主に第1章, 第2章 を中心にやります.

C^1 級かつ真に微分可能ではない関数.

今回は, 微分可能関数の理論で, スカラー体が Q_p (p 進体) の時, p 進整数環 Z_p から Z_p への C^1 級写像 f で, 至る所 Df (x) = 0 で, なおかつ原点では真に微分可能ではないものを構成しました. この構成は, 何年も前ですが, ある巨大掲示板で, 代数的…

数学者?

本日付の朝日新聞に『偶然の散歩』と言う本が紹介されていました。 その書評には、『数学者である著者は・・・』とあります。 しかし、この著者は数学者ではありません。 実際、この著者は、現時点では、数学の査読付き投稿論文は一本も書いていないし、 数…

今日までの数学 2022/11/19

今日の時点では, [1] ホモトピー論で, Strong join の結合法則の定式化の終了. ノートはこちら. [2] ブルバキ積分論で, 逆極限のハール測度の定式化の途中まで.

勉強の進捗状況 2022/11/12

今日の時点では, 位相空間の strong join の結合法則の定式化の途中までです.

微分積分学の第二基本定理〜リーマン積分の場合〜

今回は, 最近ネットで見つけた, 微分積分学の第二基本定理を証明します. 定理: [a, b] を R の有界閉区間, f : [a, b] → R をリーマン可積分な有界関数, F : [a, b] → R を連続関数で, 任意の x ∈ ]a, b[ に於いて F は微分可能で, DF(x) = f(x) が成り立っ…

勉強の進捗状況 2022/11/5

今日の時点では、ブルバキ積分 vol.4 のハール測度の直積が終了。 あとは、微分積分学の第二基本定理の、リーマン積分の場合に証明を与えていました。

南へ 1マイル, 西へ 1マイル, 北へ 1マイル行くと元の地点に戻る時 〜3種類の答え〜

本日付の朝日新聞の天声人語に, 採用面接の際にイーロン・マスク氏が好んで用いる質問というものが紹介されていました. 『あなたは地球上のある地点にいます. そこから, 南へ 1マイル, 西へ 1マイル, 北へ 1マイル進むと, ちょうど元の地点に戻ってきました.…