kazz の数学旅行記

数学の話題を中心に, 日々の知的活動の旅路を紹介します.

数学データ

BGE が ZFC の保存拡大であることの有限の立場での証明 (atom からなる集合を持つと仮定して良い.)

この pdf(公理的集合論入門) で, atom からなる集合を持つ BGE が atom からなる集合を持つ ZFC の保存拡大であることの有限の立場での証明を与えています. ただし, この pdf の中では, atom を個体と呼んでいます. ここ 1ヶ月くらい, この保存拡大の超数学…

位相線型空間の補足ノート

ブルバキ数学原論、位相線型空間の補足ノートを公開しました。 まだ途中ですが、順次更新していきます。

岩波位相幾何学 I 補足ノート更新

位相幾何学 I 補足ノート LaTeX 版 更新しました. 更新場所は, 無限 Stiefel 多様体, 無限グラスマン多様体, 無限有向グラスマン多様体, 無限 m 枠の部分です. このトピックは, 位相幾何学 I の本文では大雑把に紹介されていただけですので, 今回, 改めて, …

Non existence proof of the classical delta-function.

デルタ関数の非存在証明についてのレポートを書きました: Non existence proof of the classical delta-function.

位相幾何学 I 補足ノート, 更新

更新しました. 岩波位相幾何学 I の補足ノートです. 位相幾何学 I の p.33, 定理 3.10 の補足です. この補足により, CW complex がパラコンパクトであることがわかります.

岩波位相幾何学 I, p.20, 例題 2.4 の補足について.

pdf での清書が終わりました. こちらになります. 岩波位相幾何学 I では, SP^2 S^n は SP^2 S^{n-1} の unreduced suspension Σ' SP^2 S^{n-1} に 2n-cell を attach した空間であると述べています. その証明が上記 pdf の §2.9 にあります.

一般位相に関する雑記帳 1 更新

スキャナーで一部読み直して更新しました。 ZF で成立するという部分の記述を、ZF - {正則性公理} で成立すると、書き直したからです。 こちらのファイルになります。

積分基礎研究 ノート更新

スキャナーで一部読み直して、更新しました。 目的は、ルベーグ・スティルチェス測度の記述の書き足しです。 こちらのファイルになります。

ブルバキリー群 Chap.3§2 補足ノート.

スキャナーで読み直して、更新しました。 目的は、ミスプリの訂正です。 こちらのファイルになります。

ブルバキリー群 Chap.3§1 補足ノート

スキャナーで読み直して、更新しました。 目的は、ミスプリの訂正です。 こちらのファイルになります。

微分多様体の基礎 7 〜ベクトル場の基礎〜

スキャナーで読み直して、更新しました。 主な目的は、ミスプリの訂正です。 こちらのファイルになります。

微分多様体の基礎 5 〜ファイバーバンドルの基礎〜

スキャナーで読み直して更新しました。 以前のバージョンのミスプリも訂正されています。 こちらのファイルになります。

微分多様体の基礎 4 〜バナッハ多様体の基礎 I 〜

スキャナーで読み込み直して、更新しました。 主な目的は、定式化の一般化です。 微分多様体の基礎 6 に合わせました。 こちらのファイルです。

岩波『位相幾何学 I』自明でない演習問題.

今, 岩波の位相幾何学 I を部分的に復習していますが, p.8 の例題 1.8 が自明ではありません. 同相 : X_1* ・・・*X_n → (X_1*・・・*X_i)*(X_{i+1}*・・・*X_n) が存在するとありますが, 証明を与えてみると, k-space の圏でしかうまくいきません. …

今日の時点での勉強の進捗状況 2022/11/27

今日の時点では [ブルバキ積分] vol.4, p.18, 系まで. この系の証明の推論には自明でないところがあるので, こちらの補足ノートにまとめました. [岩波 位相幾何学 I] 今日から復習開始です. 主に第1章, 第2章 を中心にやります.

C^1 級かつ真に微分可能ではない関数.

今回は, 微分可能関数の理論で, スカラー体が Q_p (p 進体) の時, p 進整数環 Z_p から Z_p への C^1 級写像 f で, 至る所 Df (x) = 0 で, なおかつ原点では真に微分可能ではないものを構成しました. この構成は, 何年も前ですが, ある巨大掲示板で, 代数的…

博士論文要約版

私の博士論文の要約版を公開しました。 こちらです。 あと、博士論文の付録がこちらです。

微分多様体の基礎 2 〜解析関数の基礎〜

ミスプリを訂正しました。 p.41 の 1 行目です。 こちらです。

微分多様体の基礎 6 〜バナッハ多様体の基礎 II 〜

ここ数ヶ月、定式化を整理していた、ブルバキ多様体。リー群の基本のところを含めて、一段落しました。 資料はこちら。 他にも、微分多様体の基礎 3, 4 (僕のノートをスキャナーで読み込んだやつです) も, 微分多様体の基礎 2, 6 (LaTeX 版) との重複部分を…

数理論理学入門

ファイルを更新しました。 こちらになります。 今回の更新は、ミスプリの訂正です。 保存拡大の定理 (p.107) の場所です。

Elements of Algebraic Topology 補足ノート 更新

Elements of Algebraic Topology 補足ノート 更新しました. 今回の更新では, relative cup product と relative cross product の混合バージョン (系 15.5.2) の公式の完全な証明を載せました.

一般逆関数定理

一般逆関数定理の定式化, 完了しました. 微分多様体の基礎 6 〜バナッハ多様体の基礎 II〜 上の pdf にあります. pdf で,『一般逆関数定理』で検索すれば出てきます. 定式化は, 以下の通りです: i = 1 or 2, 1 ≦ r ≦ ω とする. X, Y を C^r_i 級多様体で, X …

微分多様体の基礎 6 〜バナッハ多様体の基礎 II〜 更新

更新しました 微分多様体の基礎 6 〜バナッハ多様体の基礎 II〜 このノートは, スキャナーで読み込んだ以下のノートの補足です: 微分多様体の基礎 5 〜ファイバーバンドルの基礎〜 微分多様体の基礎 7 〜ベクトル場の基礎〜 そのほか、バナッハ多様体の基礎…

微分多様体の基礎 6 〜バナッハ多様体の雑記帳〜

微分多様体の基礎 6 更新しました。今まで明白に書いていなかった, C^r_i 級の定義を書いておきました. 1 ≦ r ≦ ∞ に対しては, C^r_0 級は C^r 級の意味で, C^r_2 級は真に C^r 級の意味です. C^r_1 級は C^r_0 級かつ真に微分可能の意味です. スカラー体 K …

積分論ノート更新

積分論のノート 更新しました. 今回の更新は, シュワルツ解析学の積分で, 局所有界変動関数 M から定まる Radon 測度についての理論が定式化されているのですが, M が特に, 方正関数の (広義) 原始関数の場合にどうなるかについて, 定式化をしたものです. リ…

抽象測度, 確率測度, Radon 測度.

kazz 数学ノート, research gate に up しました. 測度には大まかに, 二つの流儀があって, 可算加法的集合関数としての定義による 抽象測度と, テスト関数の空間上の連続線型形式としての Radon 測度があります. 大学では抽象測度をよく習いますし, 確率論で…

確率論における クラメールの定理

こちらに pdf を公開しました. この pdf では, 以下の形のクラメールの定理について, 初等的な証明を与える: X, Y をそれぞれ退化していない独立確率変数で, X+Y が正規分布に従う時, X と Y の両方ともが, 正規分布に従う. なお, この定理については, 紀伊…

積分論のノート

こちらに公開しました.

ブルバキ リー群 補足ノート

こちらに公開しました.

Elements of Homotopy Theory, 補足ノート / Chap. 1 〜 6

こちらに公開しました.