ノブレス・オブリージュという言葉があります。
簡単にいうと、
『強者は弱者に、自分の力を還元するべきである。』
という意味です。
私は、経済的には決して『強者』ではありませんが、
学問の世界では、どちらかといえば、『強者』に属します。
『強者』まで行かなくても、数学の専門家としての発言には、
責任が伴います。
私が教育の仕事をするのも、数学の記事や資料を公開するのも、
学問の世界での自分の学識を、少しでも、社会に還元したいからです。
本当は、そんなことが必要なくなる程、公教育がしっかりしていてくれれば、
それが一番理想的なのですが。