僕は中学生の頃、少年ジャンプを毎週買っていた。
おばあちゃんが、漫画雑誌をよく読む僕の将来を心配して、こう言った:
『ジャンプをやめたら、1万円あげるよ。』
数ヶ月後、毎週の出費がもったいないと考えて、僕はジャンプをやめた。
おばあちゃんは、約束通り、1万円をくれた。
ちょうど、中学 3年生の頃だったろうか。
それ以降、僕はおばあちゃんとの約束を守り、
49 歳になる今まで、一度も少年ジャンプを買っていない。
僕にとっての『約束』とは、こういうものである。